ファミール歯科

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院長の思い

医院の名前の由来、院長先生はなぜ開業しようと思ったのか?

「家族のような温かい医院にしたい!」
「子供からお年寄りまで家族ぐるみで来てもらえる医院にしたい!」

という思いから、「家族=ファミール(フランス語)」という名前にしました。

自分は卒業後、5年間は大学で専門的なことを勉強して、それから開業したいと考えていました。
ところが、歯周病専門医の取得と博士(歯学)を取得するために、研究と論文の作成が必要であり、それを仕上げるのに8年(最終的には10年)かかりました。

もともと開業するという気持ちはありましたが、大学で研究をしている時に、「やはり研究は自分には向いていない」ことを実感し、より開業したいという思いは強くなりました。

平成11年7月に今の場所(倉敷市林)より700m程離れた場所(岡山市灘崎町植松)に開業しました。

開業時医院の様子 開業時医院の様子

開業してからはお陰さまで順調に患者さんも増え、駐車場も狭くなり、開業して6年たったころから「医院を大きくしてより多くの地域の方々の健康を守りたい」という思いが強くなり、医院の拡張を考えるようになりました。

最初の開業地から近いところで、駐車場も十分とれる広い土地を探していたところ、現在の場所を紹介していただき、今の場所(倉敷市林)へ平成18年5月に移転しました。

医院の理念は?どうしてそのような理念になったのか?

開業当初の理念は、

「疾患の予防を中心とした歯科医療を通じて、
人々の健康の保持・増進を図り、生活の質(QOL)の向上に寄与する」

というものでした。 開業当初から、「齲蝕(むし歯)」と「歯周病」の予防に力をいれて診療したいとの思いからでした。

その後、移転して開業11年目に「医療理念」を考え直し、

「歯科医療による全身の健康を通じて、笑顔あふれる幸せな社会をつくる」

にかえました。

「医療理念」については、

自分の歯で何でもおいしく食べられることが、健康で幸せな生活につながる…。
そして、口元を気にせず、思いっきり笑える…。
歯科医療を通じて、そんな笑顔あふれる社会づくりに貢献したい!

そんな思いからこの医療理念となりました。

患者さんと

また、同時に「経営理念」も作成し、

  • 歯科医療を通じ健康の増進と生活文化の向上を図り、健康で幸せに過ごせる社会づくりに貢献します
  • 常に自己の能力開発、人間性の向上に努め、品位と威厳をもって自分たちの能力を出し切ることに全力を尽くします
  • 常にプラス思考かつ責任感のある人材を育成し、全社員の物心両面の満足をつくり出します

としました。

「経営理念」については、

「ファミール歯科は社会のものであり、社会に貢献しなければならない」

との思いから、

  1. ①地域社会に対して
  2. ②患者さんに対して
  3. ③スタッフに対して

の3点から、ファミール歯科はこのようにありたい、このようにあるべきだとの想いをこめて作成しました。
これは、スタッフだけでなく、いつも院長自身に言い聞かせている言葉であり、何かあればこの「医療理念」「経営理念」から外れていないか、間違っていないかを確認できるものとして大切しています。

<夏祭りイベント>
夏祭りイベントの様子 夏祭りイベントの様子

院長の治療、患者さんに対する思いは?院長の治療に対するこだわりは?

私が開業して感じたのは、歯科医院は「痛い」「怖い」「行きたくない」ところという悪いイメージばかりでした。
私はこれを何とかしたい!と思い、「痛くしない」「優しい」「楽しい」歯科医院にしようと思いました。

私は「患者さんと対等な立場で話がしたい」、歯科医師が上でもなく、患者さんが上でもない対等な立場で診療したいとの思いから、あえて「○○様」ではなく、開業以来一貫して「○○さん」と呼ぶようにしてきました。
今もその考えは変わりません。

私が開業した頃、一番びっくりしたのは根管治療(歯の根の治療)がきちんとなされていないことや歯周病治療(歯ぐきの治療)がほとんど行われていないことでした。
しかし、根管治療は歯を残していく上で、一番土台となる治療で、これが不十分であれば上にいくら高額で、きれいな自費の補綴物(かぶせもの)を入れたとしても、必ず後で問題が起こります。
また歯周病治療は、残っている歯を長期間保存していくためには欠かせない治療です。

大学病院でまずは根管治療をきちんと行うこと、歯周病治療をきちんと行うことが当たり前のこととして教わってきた私にとっては本当に衝撃でした。
これではいけないと思い、自分はどんなに忙しくても、根管治療と歯周治療はきちんと行おうと心に決めました。

このような経験から、私は開業してから自分は地域の患者さんのために、本当に患者さんの歯を残していくための最善の治療をし、予防という概念を理解してもらい、メインテナンス(定期健診)を継続してもらうこと。
それによって 「一生自分の歯でおいしく食べてもらえ、幸せな人生を過ごしてもらう」ことができるようお手伝いできる歯科医院にすることを私の歯科医師としての使命と考えるようになりました。

そして、そのためには「悪いところだけ治療して終わり」ではなく、「お口全体を調べて、悪いところは全部治してもらい、治療後はメインテナンスを継続することで、再発しないようにしてもらう」治療を心がけています。
保険治療であっても、手を抜かず自分ができる最善の治療を行い、できるだけ長くもつような治療を心がけています。

特に今は、

「予知性の高い治療」
「清掃性のよい補綴物」
「永続性のある治療」

を心がけています。

私は診療の技術・知識レベルをもっと上げたいと思い、3年ほど前からJIADSの研修コース(歯周病、インプラント、補綴(かぶせやかみ合わせ)等)を受講しています。
その後もスタディークラブに入り、毎月大阪の勉強会に参加しています。
このコースを受けてから、自分の今までの診療はまだまだ不十分だったことを猛反省し、もっとよい治療をしたいと思い、教えてもらったことを実践できるよう日々努力しています。
まだまだできていないこと、やりたいことが明確になり、今は毎日楽しく診療させてもらっています。

JIADSペリオコース
JIADSペリオコース修了の様子
補綴コース
補綴コース修了の様子
インプラントアドバンスコース
インプラントアドバンスコース修了の様子

私は歯科医師になってから、今年で約22年になりますが、今ファミール歯科に来院してくださっている患者さんの中には、私が歯科医師になって1年目の時から担当させていただいて約22年間診せていただいている方がおられます。
15年以上の方も数名おられます。

それらの方々は、一度きちんと治療されてから定期的なメインテナンスを継続されており、その結果治療をしない状態をもう10年以上維持されています。
そのような方々を診させていただいていると、いかにメインテナンス(定期健診)が大切かがよくわかります。
だからこそ、 きちんとした治療の大切さとメインテナンスの大切さをより多くの方々にお伝えしていきたいと思っています。

院長は何に喜びを感じるのか?

「患者さんに喜んでもらうこと」
「スタッフが成長すること」
「スタッフが楽しく仕事をしてくれること」
「スタッフが患者さんから感謝されたり、褒められたりすること」
「患者さんがスタッフを信頼してくれること」
「自分自身が成長していること」
「ファミール歯科が医院として成長していること」

に喜びを感じます。

院長がスタッフにこうしてほしいと思っていることは?

ファミール歯科の「医療理念」である

「歯科医療による全身の健康を通じて、笑顔あふれる幸せな社会をつくる」

ために、自分は何ができるのか?

「経営理念」である

  • 歯科医療を通じ健康の増進と生活文化の向上を図り、健康で幸せに過ごせる社会づくりに貢献します
  • 常に自己の能力開発、人間性の向上に努め、品位と威厳をもって自分たちの能力を出し切ることに全力を尽くします

に対して、自分は何ができるのか・どうするのか?をしっかりと考えて、行動してほしいです。

また、「クレド(行動理念)」である、

  • 私達は、いつも「ありがとう」と感謝する気持ちを大切にします
  • 私達は、いつも心をこめた思いやりの気持ちをもって対応します
  • 私達は、健康で幸せに過ごすために、何ができるかを考え提案します
  • 私達は、仕事に対してプロ意識をもって取り組み、向上心を持ち続け、自己成長します
  • 私達は、いつも笑顔で挨拶することを心がけ実践します
  • 私達は、社会人として責任ある自立した行動をとり、お互いを尊重し、チームワークを大切にします
  • 私達は、謙虚であることを心がけ、いつも学ぶ姿勢を忘れません

これらのことをいつも心がけ実践してほしいと思っています。
これらのことを実践することで、スタッフ自身が幸せになれ、私も幸せになれると確信しています。

特に「人間性を高める」ことをスタッフとともに学んでいきたいと考えています。 さらに自分自身を信じて、自分はできると信じて、何事にも前向きに取り組んで成長し、幸せな人生を送ってほしい。

これらがスタッフにしてほしいと思っていることです。

院長は5年後、10年後、この医院をどのようにしていきたいのか?

『歯周病ならファミール歯科』と言われる医院にしたい
スタッフが自分の夢や目標をかなえられる医院にしたい

診療においては、「予知性の高い治療」「清掃性のよい補綴物」「永続性のある治療」を実践していくこと。
今までどおり、丁寧な治療を心がけ、齲蝕や歯周病の予防に重点を置いた診療を行うこと。

【5年後には…】

  • GBR(失った顎の骨をつくる治療法)を含めた予知性の高い「再生療法(骨をつくる治療法)」ができるようにする。
  • 「サイナスリフト(骨をつくる治療法)」など高度なインプラント治療ができるようにする。
  • 「再生療法」を利用し、今まで対応できなかった歯周病症例にも対応できるようにし、より予知性の高い診療を行い、より多くの患者さんの歯を守ることができるようにする。
  • 「歯周病を治せる歯科衛生士」をより育成し、患者さんの歯を歯周病から守ることができるようにする。
  • 「日本歯周病学会認定衛生士」が数名いて、5年後に県内では「歯周病ならファミール歯科だね」と言われる医院にする。
  • すべてにおいてワンランク上の歯科医院を目指す。
    上間先生や易先生の研修を受け、衛生士の診療レベルやスタッフの接遇レベルを地域一番にする。
    <上間先生院内研修>
    上間先生院内研修の様子
    <易先生院内研修>
    易先生院内研修の様子
  • スタッフが毎日、生き生きと仕事をする医院にする。
  • スタッフがそれぞれに自分の夢や目標に向かって努力し、頑張っている医院にする。
  • 他のスタッフの夢や目標をみんなで励まし応援できる医院にする。
  • スタッフが思いやりをもってお互いを助け合い、チームワークの素晴らしい医院にする。
  • 院内旅行で海外研修に行ける医院にする。
  • 岡山大学病院の研修施設として、若いDrや研修医が学べる医院にする。
  • 院長は、歯周病学会の指導医、インプラント学会の認証医、さらには専門医を取得する。
  • 院長、歯科衛生士が学会で発表する。
    <日本歯周病学会発表>
    学会発表の様子 学会発表の様子
  • 受付、助手を問わず、スタッフ全員の歯科知識が豊富で、スタッフ全員が歯科医療に関して同じレベルで話ができるようにする。

【10年後には…】

  • 5年後までにしたことをさらに発展させる。
  • 歯科界でも「歯周病ならファミール歯科だね」と言われる医院にする。
  • 歯周病治療、インプラント治療においては、周辺の歯科医院から患者さんを紹介される医院になる。
  • 当院の歯科衛生士が、地域の歯科医院の歯科衛生士に対して指導・教育できるようになり、地域全体の歯科医療のレベルアップに貢献する。
  • 院長は、独立して自分でしっかり開業できる歯科医師を育てる。
  • ファミール歯科のスタッフは、医院を辞めて他へ就職しても、「さすがファミール歯科に勤めていただけあって素晴らしい人だね」と言われる医院にする。

以上が「私の思い」です。

ファミール歯科

所在地
〒710-0142
岡山県倉敷市林173-1
TEL
086-485-1100

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