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インプラントQ&A

Q15
インプラントの手術中に痛みは感じますか?治療後はどうですか?
A
インプラント手術は抜歯などで行う局所麻酔で行い、手術中に痛みを感じることはありません。(ただし、あごの骨に穴を開けるときなどに振動や響く感じがあることがあります)手術後、麻酔が切れると多少の痛みと腫れがでることがありますが、抗生剤や鎮痛剤を適切に服用することで抑えることができます。
Q16
インプラント治療が終わってすぐに固いものを噛んでも平気ですか?
A
問題ないと思いますが、長い間歯がなかったところに歯が入るわけですから、リハビリをするように軟らかいものから少しずつ慣らしながら噛んでいくほうが安全でしょう。
Q17
インプラントを一本入れてもらうのに、何回通院すればいいですか?また、延べの期間を教えてください。
A
インプラントを入れるところの状態(インプラントを埋め込む骨の硬さ、量)や場所(上顎or下顎or、前歯or奥歯)によって異なりますが、月に2~3回の通院で半年から1年以上かかります。
Q18
インプラントにもいろいろな種類があるそうですが、選んだりできるのでしょうか?
A
歯科医院で採用しているインプラントシステムのなかから、患者さんに適したインプラントを歯科医師が選択します。上部構造(かぶせ)の形や使用する材料、歯の色などについては患者さんの希望を取り入れて決めることができます。
当院では、最も歴史が長く、信頼のおけるノーベルバイオケア社の「ブローネマルクインプラントシステム」を採用しています。
Q19
「インプラント義歯」という入れ歯があると聞きました。どういうものですか?
A
インプラント義歯には2種類あります。1つはインプラントに義歯をネジで連結するタイプ(固定式義歯)で、もう1つは磁石やクリップなどのような装置で義歯を固定するタイプ(取り外し式義歯)です。
Q20
「インプラント周囲炎」というものがあるそうですが、天然歯の歯周炎とはちがうのでしょうか?
A
インプラント周囲炎は細菌が感染してインプラントを支える歯肉や骨が炎症を起こし、破壊されていく病気です。天然歯の歯周炎を引き起こす細菌と同じ細菌が原因しており、インプラントの周りに起こる歯周炎と考えてよいでしょう。
ただし、インプラントには歯が持っている細菌感染に対する防御機構が弱く、通常、歯周炎よりも進行が早く、適切な処置を行わなければ、インプラントを抜かなければならないことになります。
Q21
上あごにインプラントを入れる場合、「サイナスリフト」という手術をすることがあるといわれました。これは安全なのでしょうか?
A
上あごには副鼻腔という大きな空洞があり、インプラント治療を行う際には、この空洞のなかに骨を再生する手術(サイナスリフト)が必要になることがあります。この手術法は約20年前から行われており、多くの治療例から安全性が認められています。
Q22
インプラントに寿命はありますか?インプラントを入れた後もふつうの歯のように抜けることがあるのでしょうか?その場合、同じところに埋めかえることはできるのでしょうか?
A
インプラント周囲炎が進行するとインプラントがグラグラして、抜かなければならなくなることがあります。また、歯ぎしりなどの強い力によって、インプラントが折れたり、外れたりすることもあります。 しかし、これらは適切な治療とメンテナンスによって防ぐことができます。不幸にしてインプラントを抜いた場合でも、骨の再生治療などを行って、もう一度埋めかえることができます。
Q23
インプラント治療をしている医院で、よい医院を選ぶポイントを教えてください。「安い!早い!」という広告を掲げているところもありますが・・・
A
インプラント治療に限らず、患者さんの訴えをよく聞き、術前の検査をしっかり行ったうえで、歯の状態、治療の方法(複数の方法を提示)、治療法の利点・欠点、メンテナンスの方法などを分かりやすく説明してくれる医院は信頼できると思います。 また、インプラントの前に他の歯の歯周病治療などをしっかり行ってくれる医院はよいでしょう。インプラント治療を適切に行うためには細心の配慮と一定の時間が必要です。「安い!早い!」インプラント治療を謳っている医院は要注意です。
Q24
インプラントの上につけていた歯が割れてしまいました。これは修理できますか?また費用はどれくらいかかるのでしょうか?
A
割れ方によって修理できる場合と修理できない場合があります。インプラント(体)に問題なければ上部構造の修理やつくりかえが可能ですが、割れた原因によって対処法が違いますので、原因を十分検討して、対応することが大切です。費用については医院によってシステムが異なりますので各医院にお問い合わせください。
Q25
インプラント治療で麻痺になったりすることがあると聞きました。どういうときになるのでしょうか?
A
インプラント手術の際に、あごの骨の中を通っている神経を傷つけてしまった場合に、唇やその周囲の皮膚、舌などの知覚麻痺を生じることがあります。手術の前に歯科用エックス線やCTなどを用いて十分に神経や血管の位置を確認することで防ぐことができます。また、麻痺が起こっても、高周波刺激や薬の服用など適切な処置により改善することが多いです。
Q26
「インプラント治療後は、今まで以上に清掃が重要となるので定期的に来院してください」といわれました。ただ転勤族のため、約束できそうにありません。そういうときは、他の歯科医院で定期健診を受けてはダメでしょうか?
A
他の歯科医院で受けていただいてもよいと思います。ただし、インプラント治療を行っている医院、できれば同じメーカーを使用している歯科医院に通われることをおすすめします。ご自身に使用したインプラントのメーカーや種類を聞いて、把握しておくことが大切です。
Q27
インプラント治療中は禁煙しなければならないのでしょうか?
A
喫煙はインプラントと骨の結合や傷の治りに悪い影響を与えますので、少なくとも手術の数週間前から術後数週間は禁煙していただくことになります。また、喫煙は歯周病やインプラント歯周炎の増悪にも関係していますので、インプラント治療を機にたばこをやめることをおすすめします。
Q28
5年前にインプラントを4本入れた母(現在73歳)が寝たきりになってしまいました。口の中のケアはふつうの歯みがきと同じでよいでしょうか?
A
ふつうの歯みがきでケアしていただいてよいと思います。うがいをすることもお口の中を清潔に保つのに効果的です。電動歯ブラシや音波歯ブラシなどを上手く併用すると擦掃効果が高くなります。

クインテッセンス出版
『科学が生んだ歯の治療 インプラント』より抜粋

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